診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:00~17:30 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ー |
休診日 | 日曜・祝日 |
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診療時間は17:30までとなります。
その他web情報サイトに誤った診療時間が
掲載されている場合がございます。
必ず公式HPをご確認ください。
内科などに代表される医科にて、「往診」という言葉を聞いたことがある方、あるいは利用した経験がある方は多くいらっしゃるでしょう。この往診は「訪問歯科」とも呼ばれ、歯科でも行われている診療です。
私どもでも、寝たきりの方やご高齢の方、障害をお持ちの方など、歯科医院への通院が難しい方を対象に、往診・訪問歯科を行っています。歯科医師と歯科衛生士、あるいは歯科助手がご自宅や施設へ直接伺い、診療や治療をご提供します。
当院の往診・訪問歯科診療では、口腔ケア(お口のケア)や入れ歯の調整を中心に実施。なお、より専門的な治療が必要なケースでは、ご無理をかけない範囲でご来院をお勧めしています。
口腔ケア(お口のケア)は、お口の中の病気だけに限らず、お体全体の病気を予防する上でも非常に重要です。
具体的には、以下の効果が見込めます。
各リスクはいずれも、定期的な口腔ケアを受けていない場合と比較してのものです。
当院では前述の通り、歯科医院への通院が困難な方に向け、往診・訪問歯科を行っております。それぞれの病気を防ぐには、定期的な口腔ケアが大切だと言えます。
※誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)
「歯医者に行くとお金がかかってしまうから…」との理由で通院をためらっている方はいらっしゃいませんか。実はこれは逆で、定期的に歯科検診を受けたほうが医療費を節約できるというデータが出ています。
以下のグラフをご覧ください。このグラフは、厚生労働省の訪問歯科検診のモデル事業において、3か月に1回歯科検診を受診したグループと受けなかったグループを比較したものです。
この分析により、年間歯科医療費の合計は男性で36万円、女性で32万円減少していると判明しました。定期的に歯科検診を受けることで、男女平均で年間34万円の医療費削減が実現しているのです。これは、歯科検診によってさまざまな病気のリスクを未然に防げたため、結果として大きな治療費がかからなかったという意味でもあります。
私どもの訪問歯科診療では、歯科検診も行っています。定期的な歯科検診は、医療費の削減にも役立ちますので、是非気軽にお問合せください。
平成28年度モデル(平成27-29年度比較)
平成29年度モデル(平成28-29年度比較)
当院の訪問歯科診療の流れについてご紹介します。
お電話もしくはお問合せフォームから、訪問歯科のお申し込みをお願いいたします。
ご相談の上、訪問日時を調整・決定。訪問先には、ご自宅だけでなく、ご入院先や施設などもお選びいただけます。
ご希望の場所へ伺い、検査・治療を行います。
初めに行っているのは、お口に関するお悩みやご希望内容についてのカウンセリングです。その後、お口とお体の状態を考慮しながら治療を開始します。
治療が完了した後は、誤嚥性肺炎などを予防するため、お口のケアを定期的に続けていきます。
訪問歯科診療の対象区域は、当院より車で20~30分のエリアです。
ただし、それ以外の地域でも対応できる場合がありますので、まずは一度ご相談ください。
往診・訪問歯科について、お問合せいただくことの多いご質問と私どもの回答をご紹介します。これら以外にもご不明な点がありましたら、お電話もしくはお問合せフォームより気軽にご質問ください。
歯科医院内で受ける治療と同じだとお考えいただいて大丈夫です。つまり、保険が適用される種類の治療であれば保険診療です。
かかりません。治療費のみいただいております。交通費(出張費)はもちろん、謝礼なども不要です。
はい。「保険証」と「介護認定証(対象者のみ)」・「身体障害者受給者証(対象者のみ)」をご用意ください。
患者さまの状態によります。重度の疾患をお持ちの方や、お体の状態が優れない方の場合、全身の状況を考慮する必要があるためです。そうした際には、医科の医師と相談の上、歯科治療の範囲を検討いたします。
歯科医院に通院するケースと訪問歯科診療を利用するケースを比べたときの最も大きな違いは、後者に「訪問診療料の加算」が生じることにあります。これによって、1回あたりのご請求額が、通院での受診に比べて400~1,500円ほど高くなるのが一般的です。(※1割負担の方の場合)
また、一部が介護保険で算定される点も、訪問歯科診療の特徴と言えます。
介護保険では、ご自宅・グループホーム・老人ホームなどが「居宅」として扱われ、診療内容に応じて361~877円が加算されます(病院・特別養護老人ホーム・介護老人保健施設を除く)。これは、療養上必要な管理指導などに関わる部分の費用が、介護保険(居宅療養管理指導)での算定になるためです。(※1割負担の方の場合)
なお前述の通り、当院では治療費以外のご請求は行っておりません。費用の面でも、より安心して訪問歯科診療を受けていただけるのではないでしょうか。
※2021年5月現在の基準です。
Dr.小塚
医療法人 つゆくさ歯科医院
院長 小塚義夫